基本の姿勢美人CHECK
正しい姿勢とは、余計な力を使わずにまっすぐに立てること。
まずは、壁にかかとを付けて自然に立ってみましょう。
横から写真を撮ってもらうと、自分の骨格バランスを確認できます。

チェック項目
1.頭がきちんと壁に付いているか。
2.耳の穴と肩先(肩の骨の一番出ている所)、足の付け根の出っ張りの3点が垂直線上に並んでいるか。
壁から頭が離れていませんか。頭はスイカ一個分ほどの重さがありますから、少しでも前に出ているとカラダはどんどん傾いてしまいます。
上のチェック項目2の3点がまっすぐ並んでいるなら、あなたは姿勢美人!一番バランスが取れている状態です。もしも肩先が出ているなら猫背の証拠です。
腰が突き出ているなら、それはぽっこりお腹の原因かもしれません。
ねじれた姿勢で立つと老けた印象になるばかりか、ゆがんだバランスを首や腰で治そうとするので痛みが出てくることがあります。
注意が必要です。
猫背を治せば、肌年齢も若返る!
「姿勢を正せば若返る」というのは見た目だけの話ではありません。
カラダの内側、つまり内側も若返るのです。
例えば猫背の場合、肩が内側に入ってしまうので自然とお腹が圧迫されます。
すると胃や腸などの内臓の働きが落ち、消化不良や便秘などのカラダの不調につながってしまいます。
それが肌にも現れて、吹き出物が出来るなどトラブルの原因になります。
つまり、猫背を治しまっすぐな姿勢を保てば、内臓の働きが活発になり肌を再生する力もアップすると云うわけです。
代謝も良くなりますから、健康な美肌づくりにも効果が期待できます。

エクササイズなしで若返る!美人姿勢講座
STEP1 立ち方

これで、見た目年齢ダウン!
例えば「おばあちゃんのマネをしてください」と言われらら、腰と膝を曲げて立ちますよね。顔にしわを書かなくても、それだけでかなり老けて見えますから。
つまり、立ち姿勢は若々しさに大きく影響すると言うことです。
ポイントを押さえて正しい立ち方をするだけで、バストやヒップもアップします。
お腹のたるみにも効果が期待できるでしょう。
つま先を少し外側に向けるようにしてかかとを合わせて立つようにします。
すると太ももの骨が閉じ、スッキリとしたラインになります。そのまま片足を少し前に出せば「モデル立ち」になります。
自然に立った状態で手のひらを前に向けてみましょう。
肩が開き、胸が前に出てくるはずです。
それだけでバストトップの位置が上がります。
そのまま手のひらを元に戻せば、即効バストアップになります。
又、日本人のヒップは逆ハート型で幅広だと言われていますが、それは多くの人が内股で立ってしまうからです。
太ももの骨が開くので、結果としてヒップの幅が広く見えてしまうのです。
STEP2 座り方

座ると気持がリラックスするため、筋肉もゆるみがちになります。
背中を丸めたり、背もたれに寄りかかったりしていませんか。
大切なのは、背中のS字ラインを常に保つことです。
自然なカーブを維持することで骨盤も正しい位置に納まり、その結果全体のシルエットが美しくなるのです。
S字ラインを保てなかったり脚を組んだりすると骨盤がゆがむので、腰痛の原因にもなります。
椅子は少し高めの方が良い。
横に立ったときに自分の膝より高い位置に座面があればベストです。
浅く腰掛け、膝より少し後ろにくるぶしがくるようにすると、自然と背中が伸びます。
脚を組む方がラクな場合は、すでに歪みがある証拠です。
又のけぞって座ると骨盤が前傾しています。

すでにゆがみがあると、背筋をのばして座り続けるのは難しいものです。
その場合は、背骨のS字に沿ってタオルを当てます。
もたれても背骨のカーブが維持できます。
車の運転をする際も背骨のカーブが作れないので、タオルを使うと良いでしょう。
STEP3 歩き方

重心移動で、しなやかに歩く。
歩き方ひとつで、見た目年齢は随分変わってくるものです。
ポイントは重心移動することです。
カラダの重心を移動させると自然に足が出て、しなやかに歩くことが出来ます。
余計な筋肉を使わないので、筋肉質なおばさん足にもなりません。
1.背筋を伸ばして立つ
空から頭や肩が吊り下げられているイメージです。手のひらを前に向けて胸を開いておくと、よりキレイな歩き方になります
2.重心を前に移動
上半身を少し前に出すと、自然に足が前に出ます。膝は必ず伸ばすこと!
3.着地はかかとから
伸びた足の上に腰をのせるようにして、かかとから親指へ重心を移動します。
4.さらに上半身を前へ
そのままの勢いで上半身を前に出すと、倒れそうになるカラダを支えるために後ろの足が前に出ます。
同様にかかとから着地して重心を移動します。
この繰り返しが理想の歩き方です。

ポッコリお腹に効く!「おへそ下テープ」
おすすめは、おへその下に小さなテープを貼っておくことです。
すると自分で意識しなくても脳が勝手に反応し、お腹に適度な緊張感を与え続けられるのです。
正しい立ち姿勢をキープするためにも効果が大きいです。